2016年04月23日 07:24  カテゴリ:介護の知識

身の置き場がない 手当て

「身の置き場がない」

皆さんは、どんな時に使いますか?

私は患者さんを見ていて、この言葉を使うことがあります。

気持ち悪い、いたい、考えたくない、話したくない、疲れた、眠い、えらい・・・


がん末期。高齢でしっかり調べていませんが転移が考えられ積極的な治療はしていない患者さん。

ベッドに寝ていても辛い。

身の置き場がない。

私はそんな時、背中をさすります。

身体に触れて欲しくない方もみえますが、断られることより喜ばれる事が多いです。

「手当て」

患者さんに触れることで、伝わる沢山の思い。
がん末期の患者さんだけじゃありません。患者さん、高齢者の方、元気が無い方、身の置き場がない方、全ての方に手当てします。

世の中に私より知識がある看護師、技術を持った看護師は沢山いますが私より心ある「手当て」をできる看護師はいません。そう言い聞かせています。

手から伝わる思いはどんな薬より効きます。あなたの手にもそんなパワーがあります。







  


Posted by すずほ │コメント(2)